ネギ・スプリングフィールドファンを見かけないわけ

さて、今日はふと思い立ち、主人公ネギ・スプリングフィールドについて考えてみることにしました。


ネギは言わずと知れた本作の主人公なのですが、ネギのことが気に入って「ネギま!」のファンになった人って、聞いたことがありません(いたらコメント欄で名乗り出て、ネギの好きなところについて語って下さい)。

31名もの美少女が登場するので、そっちに目が移ってしまうのも原因なんでしょうが、加えて「少年らしくなさすぎて、感情移入がしにくい」というのもあるのではないでしょうか。


「主人公が小学生程度の年齢の少年」っていうと、たいていはコロコロコミックの漫画だとか、アニメ「ポケモン」のサトシみたいな*1「負けず嫌いだけど根は優しい熱血少年」「バトルはとにかく勢い重視」というのがありがちなパターンではないでしょうか*2。そういった少年を見て育ってきた(特に男性の)読者にとって、ネギの苦悩する性格はいまいち燃えにくく感じるのではないでしょうか。

また、日本には「飛び級」という制度がなく、高校生までは「年齢=学年」であるのが当たり前となっているので、実感が沸かないというのも一因でしょう。ネギの年齢は日本で言うなら*3小学校3年生。日本人の同年代の少年と比べると「こんなガキいたら怖い・・・」と思ってしまうでしょう。


やっぱり男にウケる男は今も昔も「熱い」ヤツだと思うのですよ私は。
ネギがそんな熱い少年になるためには、やはりナギを見つけるしかないのでしょうか・・・。父への道はやはり遠い。

*1:私がポケモン好きだからであって他意はない

*2:ネギま!」においてこの役目は明日菜や小太郎が担っているといえる

*3:イギリスでも同じか?

なぜ夕映はバカレンジャーなのか

3-A名物集団の一つともいえる「バカレンジャー」。
しかし、その中でどうしても違和感を感じる人物が1名います。

そう、リーダー格・バカブラック綾瀬夕映です。
彼女は頭がよさそうにもかかわらず、「勉強嫌いなんです」という理由でテストの点は低くなっています。しかし、果たして理由はそれだけなのでしょうか。


はっきり言って、彼女ほど頭が回るのであれば、それほど勉強しなくても5教科合計で400点ぐらいは取れるような気がします。これはやはり勉強が嫌いだが知識を吸収するのは好きな、私自身の経験則です*1。私立中学に入学できるほどの学力があるのなら尚更です(あくまで彼女が中等部から入ったと仮定しての話ですが。まき絵古菲・楓に関してはとりあえず置いておく)。

しかも、彼女の周りには成績優秀なのどかと木乃香、中堅レベル(それだって普通にやれば400点台)のハルナがいます。テスト前に、のどかとハルナが一生懸命勉強してる横で平然と哲学書を読む夕映・・・。いくらこの2人でも、そういう行動を許すでしょうか?

私のように「平常点が悪かった*2」というのは、「テストの点でクラス下位である」という明確な証拠があるので却下。

となると、教育に対する反発心のため、あるいは祖父の死による「全てがくだらないもの」という考えのもと、意図的に間違えているのでは?とも考えられます。完全に白紙だったらかえって怪しまれますから、適度に答えておく必要があるでしょう。巧妙にやれば先生の目をごまかせるでしょう。しかし、自らの成績を低く保つことに何のメリットがあるのでしょうか?


結局のところ、なぜ成績が悪いのかどころか、本当に成績が悪いのかすらわからなくなってしまいました。「これを読めば載ってるよ」的ツッコミは歓迎いたします。

*1:ただし英語だけは塾通いして先取りでやっていた

*2:課題を提出しないだとか

#2延長戦 今、ゆーなが熱い?

本日は明石裕奈の誕生日です。

ここ半年ぐらいで彼女を取り巻く環境は激変しました。

麻帆良祭最終日で大暴れ、4位入賞を果たしたことで、能力のプレゼンテーションがなされました(一人だけ服が破れきってないのがその証拠)。*1

さらに父親が魔法先生と確定しました。

最近扱いが大きくなった気がします(171時間目の冒頭とか)。

赤松先生曰く「174時間目のアンケート結果が今後の展開に影響する」そうです。

これは・・・「大ブレイクの兆し」と考えてよいのでしょうか?

その前に書きたいことがあります。それは次項で。

*1:しかも飛んでいるネギも見ています。

#31 ザジ・レイニーデイ

ザジ・レイニーデイZazie Rainyday
1989年3月17日生まれ
曲芸手品部「ナイトメア・サーカス」所属
その素性は謎に包まれている。

今回はザジです。

・・・・・・とにかく、彼女は謎に包まれています。

現在わかっているのは

  • サーカスで活動している
  • ジャンプ力がすごい
  • 人を食う仲間がいる
  • 左利き?

この程度です。余計にわかりません。

アニメでは第1作では最終話まで出番なしという、レギュラーキャラとしては異例の扱いでした。

一方「ネギま!?」ではなんとしてでもセリフを用意しなければならないと考えました。

そこで考えつかれたのが「ダジャレ要員」。セリフのほとんどがダジャレという役でした。しかも、採点係として龍宮真名があてがわれるほど。セリフは創出されたとはいえ、果たしてこれでよかったのか、疑問です。

しかし、ここまでひた隠しにされているという事は、終盤にとっておきの見せ場が用意されているという事なんでしょうか?

ああ・・・・・・書くことがもうないや。

以上を持ちまして、キャラ評は終了とさせていただきます。
ありがとうございました。

#29 雪広あやか

雪広あやか(ゆきひろ・あやか)
1988年7月5日生まれ
クラス委員長。馬術部・華道部所属
3-Aのクラス委員長。大財閥のお嬢様。

今回はいいんちょです。

彼女はタカビー系お嬢様+クラス委員長という、ちょっと親和性のない属性2つがくっついています。金でなんとかしそうなイメージだけに、リーダーシップを取らせるととんでもないことになりそうというイメージがあるからでしょう。

彼女といえば2つの軸があります。

まず1つ目は「ネギLOVE度が最高クラス」というもの。扉絵でネギと絡んだ場合はほぼ必ずネギに近い場所にいます*1。もはやネギの前には自分のポリシーもあっさり捨て去っています。それこそネギが(自主規制)しろというなら(自主規制)してしまいそうなほどに。それにしてもなぜ、お嬢様キャラの恋愛感情ってこう芝居がかってしまうのかしら・・・。

それに付随するまき絵との関係も面白いですね。アニメではやりすぎて「失格」まで出てきてしまいましたが。

もう1つは明日菜との関わりです。彼女とケンカすることで凍りついた心が融けていったのでしょうから、明日菜にとっては恩人なわけです。2人とも不器用なんで表には出しませんがね。

彼女はお嬢様ですから、金に明かしてどーんととんでもないものを用意する事もあります(石像とか)。アニメで登場したネギグッズ、原作でも作ってるかも・・・。

果たしてどこまでネギに迫れるのか?今後も経過を見守っていきましょう。

次回は「ザジ・レイニーデイ」です。

*1:コミックス表紙で背景だった場合除く

#28 村上夏美

村上夏美(むらかみ・なつみ)
1988年10月21日生まれ
女子中等部演劇部・麻帆良大学第三演劇部所属
「ごく普通の女の子」を自認する。

今回は夏美です。

ん〜、本人も「普通の子」と認めていますが、いまいちぱっとしない子ですね。見た目も性格も、地味さしか漂ってきません。そもそも「村上夏美」という名前からして地味です。メジャーな苗字*1に対して普通な名前です。多分日本に少なくとも2〜3人は同姓同名がいます(ちなみに私が3-Aで2番目に地味だと思う名前は「朝倉和美」・・・・・・orz)。

まあ、3-Aは麻帆良学園内ひっくるめても最強クラスのタレント集団ですし、埋没してしまうのは仕方ないでしょう。ああ・・・ますますいじけていく・・・。

人気投票では第3回で8位、第4回では5位になっていますが、正直なんでこうなったのか全くわかりません。赤松先生曰く「あからさまな組織票ではないと判断された」ようなのですが・・・。そのおかげで扉絵に登場したこともありますが、その絵が使いまわされたときに彼女だけ文字で隠されていたなんてこともあったそうです(涙)。

演劇部に所属しているのも、そんな自分を少しでも変えたいと思っているからなんでしょうか。

そんな彼女にとって唯一の希望といえるのが「弟」小太郎の存在です。強引に「姉」にさせられたわけですが、まんざらでもないようです。小太郎にとっても初めて得た安らぎの地ではないでしょうか。ここから彼女の道が開けるといいですね。

ところで、実家に口裏合わせはしたのでしょうか?

最後に、2大夏美ファンの「いつかは何かがある」様「西崎慧太の水の都」様
ごめんなさい。アンテナ張りますので許してください。m(__)m

次回は「雪広あやか」です。

*1:ここによると全国35位

#26 エヴァンジェリン・A・K・マクダウェル

エヴァンジェリン・アタナシア・キティ・マクダウェル
(Evangeline Athanasia Kitty McDowell)
推定年齢600歳前後
囲碁部・茶道部所属
「不死の魔法使い」「闇の福音」の異名をとる吸血鬼。呪いのため原則学園外には出られない。

本日はエヴァンジェリンです。

体は10歳、しかしその「悪」、ダークな雰囲気が人気の理由でしょう。

彼女は最強クラスの魔法使いです。ちまちました戦いは似合いません。雑魚は一撃で粉砕、大きな敵は小細工一切なしの大技でド━━━━━━━━━━ン!!とやるのがふさわしい。

また、ネギにとっての師匠(マスター)でもあります。「厳しさの中にまた厳しさ」といった厳しさでネギを鍛え上げています。彼女のセリフにはいいものが多いですね。名言集だけで1ネタ書いた方がいたっけ。

さて、彼女はナギに好意を抱き付きまとった結果、登校地獄の呪いで「永遠の中学生」にさせられてしまいます。一体ナギはなんでこんな事をしたんでしょうか。ナギだけに「ストーカーうぜえ」とか単純極まりない理由っぽそう・・・(笑)。

しかし、張りつけられたその地が日本であったことは彼女にとっては唯一の幸いともいえるでしょう。治安のいい国ゆえにあまり派手に暴れられない反面、和風趣味を手に入れたのですから。

今後も、ナギの面影を探し、ネギの成長を見守るのでしょう。

ネギま!?」ではすっかり「小池さん」になってましたが、なんかひどいですね。こんな設定を思いついたのはどこのどいつだい? スタチャだよ!

次回は「村上夏美」です。