#20 長瀬楓

長瀬楓(ながせ・かえで)
1988年11月12日生まれ
さんぽ部所属
のほほんとした性格だが、甲賀忍者である。バカブルー

今回は楓でござる。

過去、フィクションにはさまざまな忍者が登場してきましたが、そんな中でも、彼女は結構珍しい存在であると思います。

1つは主人公の味方でありながら「甲賀忍者」であることです。

忍者といえば「伊賀」と「甲賀」が二大勢力でありますが、たいていの場合は「伊賀」のほうが善玉側に用いられている印象があります。Wikipediaで調べた所、これは伊賀が徳川、甲賀が豊臣の支配下におかれていたので、徳川対豊臣の代理戦争とされていたからだそうです。最終的に徳川が天下を取ったので、徳川から見たら悪玉に見られる、というわけですね。

また、「甲賀忍者は一人の主君に忠誠を尽くすが、伊賀忍者は雇い主との間にそれ以上の関わりをもたない」ともありました。なるほど、そう考えれば甲賀のほうが設定上向いているようですね。

そして、もう1つは「彼女ほど『くノ一』のフレーズが似合わぬ女性忍者はいない」ということです。彼女は身長181cmと非常に良い体格ですし、技の出し方も力強く、「くノ一」の可憐さからは程遠いものがあります*1。まあ、そこが彼女の魅力ではあるのですが。

そんな強さとはうって変わって、普段の彼女はのんびりした雰囲気です。鳴滝姉妹と散歩してたりするわけです。通常時と戦闘時のギャップも彼女らしさといえるのではないでしょうか。

ネギについてはおおむね好意的です。そのスタンスについては164時間目の美空の言「息子の門出を見守る親父のような・・・」という表現が一番、的を射ています。今後も主力としてネギを支えていって欲しいと思います。

余談ですが、私の妹にネギま!を読ませたところ、一番気に入ったのが楓だといっておりました。

次回は「那波千鶴」です。

*1:名前はくノ一にありがちな植物名そのままの名前ですけど。