ネギ・スプリングフィールドファンを見かけないわけ

さて、今日はふと思い立ち、主人公ネギ・スプリングフィールドについて考えてみることにしました。


ネギは言わずと知れた本作の主人公なのですが、ネギのことが気に入って「ネギま!」のファンになった人って、聞いたことがありません(いたらコメント欄で名乗り出て、ネギの好きなところについて語って下さい)。

31名もの美少女が登場するので、そっちに目が移ってしまうのも原因なんでしょうが、加えて「少年らしくなさすぎて、感情移入がしにくい」というのもあるのではないでしょうか。


「主人公が小学生程度の年齢の少年」っていうと、たいていはコロコロコミックの漫画だとか、アニメ「ポケモン」のサトシみたいな*1「負けず嫌いだけど根は優しい熱血少年」「バトルはとにかく勢い重視」というのがありがちなパターンではないでしょうか*2。そういった少年を見て育ってきた(特に男性の)読者にとって、ネギの苦悩する性格はいまいち燃えにくく感じるのではないでしょうか。

また、日本には「飛び級」という制度がなく、高校生までは「年齢=学年」であるのが当たり前となっているので、実感が沸かないというのも一因でしょう。ネギの年齢は日本で言うなら*3小学校3年生。日本人の同年代の少年と比べると「こんなガキいたら怖い・・・」と思ってしまうでしょう。


やっぱり男にウケる男は今も昔も「熱い」ヤツだと思うのですよ私は。
ネギがそんな熱い少年になるためには、やはりナギを見つけるしかないのでしょうか・・・。父への道はやはり遠い。

*1:私がポケモン好きだからであって他意はない

*2:ネギま!」においてこの役目は明日菜や小太郎が担っているといえる

*3:イギリスでも同じか?