魔法学校にも校風がある?

東京は雪に覆われています。今日行われるイベントにおいでの方はさぞ大変でしょう。

さて、今日は「魔法学校」について考えてみたいと思います。

メルディアナ魔法学校

皆さんご存知のとおりネギは、イギリスはウェールズにある「メルディアナ魔法学校」を2年飛び級し、ここ10年で一番という成績で卒業しています。
しかしその割には来日当初、戦闘面は未熟だった印象があります。

さまざまな情報によると、メルディアナ魔法学校の授業内容はこのようなものだそうです。

  • カリキュラムは基本的に7年で、飛び級卒業も可能(ちなみにネギは5年で、アーニャも6年で卒業)。
  • 個々の才能や希望に応じて、先生が訓練してくれる。
  • 攻撃魔法の訓練などは、小さいうちは基本的に行わない。

(出典:赤松総研さん)

そしてネギは作中でこんな発言をしています。

  • 戦闘用の魔法は「魔法の射手」と「武装解除」しか教わっておらず、その他の魔法は独力で覚えた(5巻39時間目)。
  • 「物を動かす魔法」や「占いの魔法」といった「基本的な魔法」は得意中の得意(17巻157時間目)。

このように、メルディアナではおそらく戦闘訓練よりも基礎訓練が重視されていることがわかります。

ジョンソン魔法学校

さて、魔法学校といえば、作中にはもう1つ名前が出てきています。

佐倉愛衣が在籍していたアメリカの「ジョンソン魔法学校」です。
彼女はここに留学中に「魔法演習でオールAを取得した」のだそうです。


愛衣は実戦経験こそ不足しているものの、魔法のポテンシャルは非常に高いことがうかがえます。
16巻の巻末では「仮に麻帆良学園に来たばかりのネギが彼女と対峙することがあったとしたら、ひとたまりもなかったであろう」とまで言われています。これは彼女の才能による点が大きいのでしょうが、それに応じた修練も行われているのではないかと考えられています。


世界のあちこちで戦争をけしかけているアメリカだけに(?)、「戦える魔法使い」の育成を重視していると推定されます。

魔法世界の魔法学校は?

魔法世界では戦乱が絶えないので、おそらく魔法世界にある魔法学校では実戦に即した戦闘実習も行われていると推定されます。

そう考えると、メルディアナ魔法学校は「戦う魔法使い」の育成には本来向かないカリキュラムのようにも見えます。
もしかしたらこれも、ネギを大戦のような大きな戦いに巻き込ませたくないナギの親心だったのかもしれません。