「不遇」は「冷遇」に勝る

一昨日のreminisさんの記事「かみさまっていぢわる」から考えてみました。

この記事を要約すると、「運動部組は様々な形でひどい目にあっている=不遇だ」ということを訴えている記事です。
しかし、多くの皆様はこう思ったことでしょう。
「たとえひどい扱いでも、そんなに出番があるんだからいいじゃないか」「彼女達は恵まれている」と。


確かに佐々木まき絵失格」まき絵からしょうがない」は、まき絵党で「まき絵の苦しむ所は見たくない」と公言するreminisさんには耐えられないネタだったでしょう。「ネギま!?」およびドラマ版に関しては運動部組にろくな出番がなく「不遇」だったとは思います。
しかし、少なくとも原作に限って言えば、「魔法世界に入ることができた」というその事実だけでも、彼女達は「不遇ではない」と思われているかと思います。


31人も生徒がいる以上、出番に格差が生じるのはどうしてもついて回る問題です。明日菜・木乃香・刹那・のどか・エヴァといった「看板クラス」に出番は集中します。そういった不動のレギュラーキャラ以外のファンは「おおっ!今週は○○がメインだ!」「俺の○○の出番まだ〜?」といった気持ちで楽しんでいる人が多いかと思います。


要するに、ネギま!ファンが自分の好きなキャラに望むのはまず「有機的な出番」という方が多数派なのでしょう。それは、自分の好きなキャラの活躍を1コマでも多く見たいから、そして、有機的な出番が与えられることで、「赤松先生に見捨てられていない」ことを再確認できるからではないかと私は思うのであります。


最後に、「3ヶ所くらい」の中に私は入っていたのでしょうか? >reminisさん
追記:先方から勘弁してくれといわれたので念のためリンクはずしました(トラバになってなかったようですが)。