脇役双子は厳しい・・・

今日は鳴滝姉妹の誕生日ということで、ちょっと語ってみたいと思います。

この姉妹・・・原作ではとにかく出番がありません。
モブシーン的な登場は多いものの、有機的に話にからんだことはほとんどありません。
それこそ、2巻13時間目が唯一というぐらいに。


反面、原作以外では結構まともな出番があるほうです。
アニメでは過去2作ともに彼女達メインの1話が作られ、「ネギま!?」ではなんと明日菜・のどか・木乃香・刹那の主力級に次いで早くパクティオーをしています。

ドラマでも楓とのさんぽ部のみ3名のみの第7話があり、ストーリー途中でドロップアウトさせられることなく登場しました。

この姉妹の活躍の場は、ほとんど原作の外ばかりなのです。なぜこんなことになってしまったんでしょうか?


多分、「双子」という構造の問題ではないかと私は考えます。

双子キャラと言うのはたくさんいますが、主力で登場する場合ならそれなりに二人に個性をつけることができるでしょう。
しかし、「脇役で双子」となると、「双子であること」そのものがアイデンティティとなってしまうのです。

例えば、「キャプテン翼」の立花和夫・政夫兄弟。
あの二人はワールドユース編で「お前ら二人そろってなきゃ何もできないのか」と賀茂監督に言われて修業するシーンがあったのに、結局またコンビプレイになってしまいました。

鳴滝姉妹もこれと同じで「双子でなきゃ意味がない」ほどの扱いなのです。
超戦で史伽が亜子とともに時間転移弾で飛ばされ、風香だけが残されたことがありましたが、。

アニメやドラマだと、マスコット的に扱うことができるけど、ストーリー本筋で生かすのは困難といえるでしょう。


ホント、なんのためにいるんだろうこの二人・・・。
15歳だというのも信じられないのに、20歳か・・・。想像もつかないよ・・・。