魔法世界編のif その2・もしゲートポートでの衝突を回避できていたら

無意味だからこそ考えたくなる、それが「歴史のif」というものです(笑)。
さて第2回目は、ネギたちが散り散りになるきっかけとなった「もしMMゲートポートでフェイトとの衝突がなかったら」について考えてみます。

衝突はネギのせいだった

実は、私は当初この可能性について検証するにあたり、「ゲートポートでの衝突はあくまで偶然フェイトが一緒に移動してきただけであり、不可避であった」と考えていました。
しかし、あの場面でネギがフェイトの存在に気づくことは「(本来なら)ありえないことだ」だと当のフェイトが明言している事を失念していました(普段コミックスを読み返していない証拠です。猛省せねば・・・)。したがって、ネギがフェイトの存在に気がつかなければこの場で衝突を回避することは可能だったのです。

この点はMasaxaさんのこの記事を見て気がついたのですが、私がこの記事にコメントしたように、結果として「ネギの迅速な対応がフェイトを刺激し、かえって最悪の事態を招いてしまった」ともいえるわけです。
「まったく取り返しのつかんことをしてくれた・・・」とネギを責めてもしょうがないでしょう。ネギの心情を考えれば当然のことですし。

オスティアへの道のり

それはともかく、ここで衝突が回避できていたら、ゲートポートが破壊された事をしばらくして知り、ネギは青ざめることになったでしょう。その後「白き翼」はどんな対応をとったか。


当然、オスティアを目指すことになるのは間違いないでしょう。全員で大手振って行動できる分、情報集めや資金稼ぎなども比較的楽だったと思われます。ネギのレベルアップをどうするかという問題が残りますが、ラカン次第でどうにかなるでしょう。


また、この場合でもネギたちが賞金首にされていた可能性はあります(ゲートポートに居合わせたわけですからね)。
その場合はリスク回避のため何組かに分離して魔法世界各地に潜伏し、9月末・記念式典直前にオスティアで再合流、といった展開になっていたかもしれません。和美・楓とパクティオーしておけばアーティファクトが役に立ちそうです。この場合、ネギは潜伏先でラカンと出会って修業が可能です。ほっとけば永遠に宙に浮きかねない亜子の問題も片付くでしょう。


しかしいずれにせよ、ネギの心の傷が浅く済み仲間と行動できる分、「マギア・エレベアに向かわない」可能性もありますね・・・エヴァの出番がなくなるな。