経験不足がせっかちの理由

私はよく各話の感想で「物語にはスピード感が必要だ」「遅い!」「とっとと話進めやがれ!」と急かす様な発言を結構しています。私には「ネギま!」の物語進行が異常に遅く感じられるのです。端的にいえば「早く魔法世界編が終わってほしい」と思っています。
他の人は私の文章を読んで「なんてせっかちなんだろう」と思うことでしょう。「『早く終われ』だなんて、作品に対する愛がない人だな」なんて不快感を抱く人ももしかしたらいるかもしれません。


なぜ、私が「ネギま!」の進行を「遅い」と感じるのか。
理由は私がこれまで「ストーリー漫画」とりわけ「バトル漫画」を読んだ経験が少ないからです。もっといえば「バトル漫画を毎週しっかり読み続けたのは『ネギま!』が初めてだから」なのです。


私が一番好きな漫画のジャンルは「ギャグ漫画」です。
ギャグ漫画というのは基本的に「一話完結」です。次の話に持ち越すということはほとんどありませんし、あっても数話で終わるものです。この感覚に完全に慣れきってしまっているのです。だから、なかなか話に大きな区切りがつかないバトルは読むのが苦手なのです。
あ、スポーツ漫画は読みますよ。「試合」という区切りがありますから。


私が「ネギま!」に参入するきっかけになったのはアニメ第2期のころです。原作は麻帆良祭は最終盤戦で、その頃に1巻から順に買い集めて16巻(2006年末時点の最新刊)まで読み通したので麻帆良祭に関しては余裕をもって楽しむことが出来たのです。
しかし、魔法世界編はいつまで経っても区切りがつかない。これが私のフラストレーションになっているのです。


要は、「話が一区切りつかないと楽しめない」んですよね。すべてが終わるまで降り返れないんです。
はぁ・・・。早く私を楽にしてほしい。