順番は大事だよ

注意!:以下の内容にはネタバレ(単行本21巻収録予定内容)が含まれています。





前話にて散り散りになってしまったネギ・パーティ。これから当面は仲間の捜索がテーマの1つとなります。


その、仲間たちを捜索する上で何が一番注目すべき点なのか。

それは、「どういった順番で見つかるか」だと私は思います。
なぜなら、どういった順番で出てくるかで、ネギがとるべき戦略などが変わってくるからです。

茶々丸のバッジ所有者捜索機能では、場所は確認できてもそれが誰であるかまでは判別できないようです(映画「バトル・ロワイアル」の首輪みたいに、バッジに所有者情報も登録されていれば楽だったんでしょうけど)。従って、誰が出てくるかは実際にその場所に行くまでわかりません。

そして、少なくとも仮契約者7名をカードで呼び出せる状況になるまでの間、捜索中に何らかの事態が発生した場合、その時点でいるメンバーのみで対処しなければなりません。そういった時に、普段の仲の良さなどがメンバーの連携に影響してくるのです。


また、バッジを持っていない運動部組というイレギュラー要素もあります。こちらは能力が未知数な為、どう使えばいいかも分かりません。

ほかにも、のどかと夕映のどっちが先に合流するかでネギとの親密度が変わってくるとか、いろいろな盛り上げ要素があります。

まるで「遊戯王デュエルモンスターズ」とか「マジック:ザ・ギャザリング」「ポケモンカードゲーム」のようなトレーディングカードゲーム*1を思わせる展開です。山札から何のカードを引くか、それによって展開が大きく変わってくるわけですから。

そう言った意味で、毎週わくわくの展開といえるでしょう。

*1:私はポケモンカードしかやったことないけど