neoを振り返る・後編 独自路線も消化不足?なマガスペ時代

昨日の続きです。今回はマガスペ時代を。

僕らのオアシス

2008年1月、neoは「マガジンSPECIAL」へと移りました。

ここでまず我々を驚かせたのは、なんといっても「アーニャの3-A参入」でした。
また、小太郎も登場するなど、「ネギま!?」というくびきがなくなったことで独自路線への道を突き進んでいき、主にクラスメイト編中心でエピソードが続いていきました。


立ち読みもしやすくなった為、原作が激しいバトルや数々の謎へ突き進む中、私は一服の清涼剤、オアシスのような気分で読んでいました。

原作にはなかったこと

面白かったエピソードはいくつもありますが、その中でも私が特に気に入っているのは、20教科目と27教科目です。
この2つのエピソードは原作にベースになるエピソードが全く無く、藤真先生が一から考えたエピソードです。それぞれで「主演」している夏美とアキラはこれまで決して目立っていたわけでもなく、魔法世界編では過酷な状況に追い込まれていたこともあり、特に感慨深いものがありました。それぞれのキャラクターをフルに生かした非常に素敵なストーリーだったと思います。

さよならするのはつらいけど

こうして考えると、終わってしまうのがやっぱり惜しいです。
日の目を見なかったキャラがまだまだいるのに。
例えば五月の台詞がどう表現されるかが見てみたかった。それにせっかく連れてきたアーニャも今ひとつ活躍できていなかったし・・・。

思い残すことは山ほどありますが、今は来たる最終回に注目したいと思います。